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今日のTVの旅番組の中で、鹿児島・宮崎両県にまたがる霧島連山・高千穂峰が出てきたが、ご存知の方も多いであろうが、「高千穂」という地名は、宮崎県北部にある「天岩戸」がある高千穂町と、この霧島・高千穂峰の2ヶ所ある。戦前にこの神話の舞台「高千穂」を巡って宮崎県と鹿児島県の人々が「どっちが高千穂の本家か」というのを裁判で争ったことがあるそうだ。結局、現在の最高裁に当たる大審院が「判断する必要なし」として訴訟を取り下げた(樋口清之氏著「逆・日本史」より)ということになったそうだが、「大日本帝国」の時代にはそれこそ裁判で争うほどの大問題だったのだろう。ところで、霧島の高千穂峰の頂上にあるのが「天の逆鉾」で、坂本竜馬が「新婚旅行」で薩摩を訪れたときにこの山に登り、その「天の逆鉾」を抜いてしまった、という逸話が残っているという。また、以前大相撲の力士にいた「逆鉾」の四股名はこれに由来するもので、井筒部屋(薩摩出身者が代々襲名してきた)の由緒ある四股名だそうだ。蛇足だが、「高千穂大学」は宮崎にも鹿児島にもなく、東京都杉並区にある(以前は「高千穂商科大学」だった)。
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